支部ログ:鹿児島第2支部

2023/03/29
支部ログ:鹿児島第2支部

私の気がかり  鹿児島第2支部長 深見小百合

季節は3月に入り、寒暖の日々を繰り返し、桜の蕾のふくらみに心が緩み、気持ちも心なしか軽くなる頃。

先日令和4年度「看護と政策を考えるミニ意見交換会に参加しました。講演では鹿児島県の現状が話され私は衝撃を受けました。それは鹿児島県看護師の年齢別数です。

令和2年度最下位は25歳未満:1764名(約7%)、上位は55歳以上:4182名

(17%)、次に40歳~44歳:3677名位(15%)という結果でした。コロナ禍の今、現在の看護師数現状への気がかりと同時に、3年後に定年を迎える私にとっては、他人事とは思えません。また、講義では労働力人口(働き手)が少ない社会、社会を維持する為には、女性・高齢者などの活躍が必要であり、制約要因をなくすこと。今こそ「働き方改革」が必須であり、働き方改革は時代の変化への対応方策として、『働きたくなる魅力ある職場づくり』『処遇改善』『タスク、シフト/シェア』『心理的安全性』などの方策を掲げていました。この鹿児島県の現状をまず私たち看護師一人一人が知る事、それこそが初めの一歩だと思います。縁あり鹿児島看護連盟支部長として活動して参りました。このような状況を連盟会員のみならず看護師一人一人、そして看護学生など若い世代へ伝えていくことが私たちの役割だと思います。何故国政に看護師を起たせなければならないのか。何故選挙に行かなければならないのか、一人一人が解ってくれるのではないでしょうか。

 今日の新聞に、春闘の記事があり、多くの大手企業の賃上げが報告されていました。新生児の減少が止まないわが国で、中小企業や医療業界への影響はますます強くなるのではないでしょうか。

看護協会ニュース2月号vol.660号に以下の記事が書かれていました。

『賃金は「あるべき人材の確保・育成・活用」を支援するものであり、「看護職員として働きたい人材を確保できること」「看護職員が能力を発揮することで患者に対して良質なサービスを提供すること」を実現させるものでなければなりません。』と。

最後に一番の気がかりはWBCです。本日準々決勝で日本とイタリアが対決します。今から胸が高鳴っています。大谷選手やヌートバー選手などの活躍に、WBCの虜になっている日本人は少なくないと思います。私もそのうちの一人です。

そして異国の地で、選手の誰よりも侍魂を魅せてくれているヌートバー選手、特別感が満開です。調子の良い選手、悪い選手がお互いをリスペクトし、お互い助け合い、励まし合って勝利へ向かって突き進む日本選手の勇姿は、医療に携わる私たちにも勇気を与えているに違いありません。

世界一目指して

ガンバレNIPPON

 

siburogukagosimadaini

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