3年間の活動を振り返り思うこと
3年間の活動を振り返り思うこと
鹿児島第2支部長 深見小百合
令和2年が年を開け、日本でも最初のコロナ感染患者が発生しました。4月7日最初の
新型コロナ感染症緊急事態宣言が発出された。そんな中、看護部長より連盟支部長の話が突然ありました。「連盟=選挙」ぐらいの認識だけで、最初の合同役員会に参加しました。
あれから約3年後の令和4年7月10日第26回参議院選挙で自民党公認候補者33名中18名が当選し、友納理緒氏が174335票獲得し、党内順位11位で当選という結果に終わりました。当確が分かった時の私はというと、睡眠不足の中、吉崎会長はじめ、連盟事務所の方々、英幹事、鹿児島支部長の方々の支援、鹿児島第2支部の施設幹事の方々の頑張りに支えられ、活動を続けて来られた達成感と当確した安堵感に包まれて、短時間ではありましたが熟睡感を体感していました。
そして今は、燃え尽き症候群にも似た感じがあります。そのような時に、ホームページ掲載の依頼がありました。当選日より2か月以上が過ぎようとしています。この3年間を振り返りたいと思います。
コロナ発生当初は、医療物品の不足、そして医療者への差別、業務過剰になっていました。支部内の施設の状況は、コロナ感染患者の増減に一喜一憂していました。現場のスタッフは、日々の看護、そして家族、友人との今までの接触が出来ずに、心身の疲れもありながら、黙々と一日一日を過ごしていました。県内でもクラスターが発生し、ビクビクしながら毎日を送る中、久々にお会いした施設幹事の方は、クラスター対応に追われ、見た目に痩せていました。支部会の後、しばらく近況を伺い、励ます事しかできませんでした。そういう場面に立ち会い、私の中にいつしか「政治と看護」、連盟のある意味が自然に身についたように思います。そして数は少ないですが、施設訪問も行わせて頂きました。各施設の方々と、状況を分かち合い、ある施設ではSNS時代のメリット・デメリットの意見も拝聴することが出来ました。井の中の蛙であってはいけないという気持ちを持たせて頂きました。
今回の選挙は前回までの選挙とは違い、コロナ禍の中、日本看護連盟通常総会が開催されず、要約決議されたのが令和4年2月25日、同日「とものうりおを応援する会」が設立され、選挙モードに突入しました。鹿児島県の得票数は24位3817票、会員比率は8位137.2%という成果を上げました。これも会員の方々、施設幹事そして施設リーダーの方々の努力の成果であると思います。来年は支部長の任期終了となります。次の選挙へ繋げる活動が出来る様に、施設幹事の方々、会員の方々の力を借りながら頑張りたいと思います。最後に昨日大型台風14号が鹿児島に上陸し、今朝まで強風域に入っていました。今も小雨が降り続いています。災害が少ないことを祈ります。
鹿児島第2支部長 深見小百合