支部ログ:鹿児島第1支部
1支部だより
1支部 支部長:前永 和枝
1月末、10年に1度といわれた大寒波ですが、各地域でいろいろな影響が出たのではないでしょうか?私が勤めています、老健でもデイサービス利用を制限したり、チェーンを巻いたりしました。まさか、ここまで凍るとは(写真1)思っていませんでしたが、初めて配水管の水が凍りました。COVID-19が寒さで脆弱化してくれればよいのですが、人の体内で増えることを考えると寒さ・暑さは関係ないのかもしれません。
さて、1支部からは私が勤めています、まろにえ介護老人保健施設の取り組みをお伝えします。以前からSDGsには興味がありました。持続可能な開発目標として17の目標と169のターゲットがあります。「誰一人取り残されない社会の実現をめざすために」というこう事で、老健では誰もが出来るペットボトルのキャップを集める活動をしております。
このエコキャップはなんと、SDGsでは4つの項目に該当します。「発展途上国の貧困」、「健康と福祉」、「つくる責任、つかう責任」、「海の豊かさを守ろう」というプラスチックゴミの削減にもつながります。また、活動を知ることでこんな事もSDGsなのかと思う取り組みもあります。例えば雨水をためる、ゴミを出さない、ミミズを飼うなど。
老健では自動販売機横にキャップ入れを準備したところ、1月には3袋20kg(写真2)分となりました。このキャップで5名分(たったのですが・・・)のワクチンとなりました。今まではゴミとして捨てていたキャップがこういう活動をすることで、価値のあるものに変わります。何気なく人助けをしていると思うと、職員もこのキャップに興味をもち、家庭でためたキャップを袋ごと持ってくる方も多数います。私の実家でも父が毎日飲むコカコーラの赤いキャップを袋にためて渡してくれます。人の優しさと思いが詰まった活動を継続して続けていけたらと思います。
また、連盟活動も一人一人の力が必要です。「継続は力なり」です。今年も宜しくお願いいたします。